2017/02/03
豪雨
I-405 North
最近のロサンゼルスは雨が多いです。今日も雨。
ということで、先月の激しい雨のときのお話を。
ワイパーも追い付かないほどの激しい雨が降ったLA。
そんな中、発送に間に合わずデリバリーに行かなければいけなかったわけで、
家から会社までは濡れることがないので傘の事は気にしておらず、
出先で、傘が無い!傘が無い!とオロオロ。
なかなかの豪雨の中、雨がちょっとでも小降りになるのを期待してみるも、
5分後、10分後、20分後 . . . 、強くなっとるやないかい!
意を決し、走って歯科医院に駆け込むのですが、
頭からずぶ濡れの子猫ちゃんのような姿を見て心配される。みたいな。
そんなこんなで乾く間もなく2件目を伺った時には、
たった今、海から上がってきた魚人のような有り様に。
受付のおばちゃんは目が合うや否や、待ってて拭くもの取ってくるわ!と。
いいえ、結構です!と言わんばかりに、
そそくさと激しい雨の中へ。もう変な人でしたね。
この時のロサンゼルスはあちこちで冠水し、
フリーウェイは雨に慣れていないドライバーのせいで、大渋滞。
いつもの抜け道で遅れを取り戻そうと山越えをするも、
乾燥した斜面に降り注いだ雨が濁流となって、右から左から川のように。
緩んだ地盤から露出した石がゴロゴロと道路の方まで転がっていたりと。
崖ごと崩れてくるんではないか!と不安になるほどでしたね。
視界は最悪。必死に前の車について行くわけですが、
ブレーキランプが光ったと思ったら、突然目の前に白い水しぶきの壁。
その瞬間のフロントガラス越しの世界は、
まるで水中。
前の車が冠水した道路に気付かず、勢いよく突っ込んだようで、
マフラーまで浸ってしまいそうなその水溜りを、
白い煙を吐きながら、唸るように走り抜けていきましたね。
前の車が勢いよく水を押し出してくれたせいで、
その冠水した道を無事に走り抜けることができたわけですが、
少し怖くなった41歳の冬でした。チャンチャン!
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