BDA GALLERY 2 : Wax-Up
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2016/05/10

上手くなりたい


















#3 Diagnostic Wax-Up

若い頃はただ漠然と上手くなりたいと思っていましたね。

何をもってして上手いとするのかは人それぞれなのかもしれませんが、
少なくとも自分が納得したものはそこそこいい線いってるのではないか!
っと、思って疑わなかったわけで。

素敵な勘違いなのですが。

その昔、こっちで学生をやっていた頃、
時間はありましたからせっせとワックスアップの練習なんかしてみたり。
それこそ、どれほどの時間を費やしたか分かりませんが、
どうだ!と言わんばかりに渾身の一歯を諸先輩の方々に見せては、

やり過ぎじゃない!

んんん〜〜〜!!

悪くはないんだけどね!

とかとか、自分的には褒められることを前提としてましたから、
誰か分かってくれ〜!と、当時はその言葉を受け入れられずにいましたね。
今もキャビネットの奥にこっそりとしまってありますが、

やり過ぎムキムキ第一大臼歯。まったくもってその通りだと。

技工歴も20年以上、一丁前に経営なんぞしてますと、
影で言われることはあっても、
面と向かって言われることはほとんどないですね。

成長に必要な厳しい言葉。

上の画像は最近手掛けた診断用ワックスアップ。
当時に比べたらだいぶマシにはなっていると思いますが、

日々精進です。

2015/09/04

デモ


















#31 Wax-Up for e.max Mono

最近ワックスアップのデモを。

こうして、ああしてと説明しながら盛るわけですが。
いつもは頭の中で処理されていることを、口に出す。
順序立てて、つじつまを合わせ、できるだけ分かりやすく。
最後に説得力のあるものを形として表現できなければ、

恐らく伝わらない。

久しぶりに周りを囲まれた中での技工。
忙しさにかまけてここ数年怠ってましたね。

そして、こういう時いつも思い出すのが二十代前半、
母校で初めて非常勤講師としてデモを行った日のこと。



















手元に集まる視線を意識すればするほど、
尋常じゃない震えを伴う借りもののような両手。
ようやく発した声はうわずり、嫌な汗が額を伝う。
まったく予期していない体の反応に戸惑いながら、
一度深呼吸し、手を揉みほぐし仕切り直したのを覚えています。

こんなものも慣れなのですが、何とも苦い思い出です。

また少し忙しくなってきましたが、
時間のあるときはできるだけこういう時間を取れるようにしたい。

彼らのそのやる気に、失礼の無いように。