血気盛んな遊び盛りの真っ只中、酷な話ではありますが。
人生の大きな大きな決断に18の若造が迫られるわけで。
その割には高校の進路指導なんぞは、
そもそも担任が歯科技工の仕事をろくに理解してなかったり。今思えば...
頂いたアドバイスとして覚えているのは
歴史のある学校がいいんじゃないか!みたいな感じで。
無くなっちまったら歴史もへったくれもないんですがね。
大学行けるような奴は、その学力で行ける偏差値の高い大学へ行けば、
人生の歩む道などそこから4年もまだ悩むことができるし、
学園行事やサークル活動、先輩とのつながりやバイトでの社会勉強など、
本当にやりたいことを見つけるのに、十分かどうかはわかりませんが、
そもそも大学行くことでその選択肢は広がっていたりします。
しかし、職業訓練のような歯科技工専門学校を選んだ時点で、
その他の業種という選択肢はいったん目をつむるわけです。
だって、歯科技工士になるんだもん!っと。
18そこらの若造がこの仕事で生きていく!と決断し、
親に頭を下げ、2年以上、何百万も学費にかけ、
国家試験をパスしなければ職に付くことすら出来ないという。ね。
もっと真剣に進路の相談に乗ってくれても良かったんじゃないかい、先生!?
ということで、大きな一つの決断をしたわけですが。
この時点で海外で働くとか、開業するとか、
まったくもって想像もしてなかったですし。
若気のいたり、と言ってしまえばそれまでですが。
当時はまだ歯科技工士として生きていくという、
実感もなければ自覚もなかったわけです。
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