BDA GALLERY 2 : 2017/01

2017/01/31

黒バック


















#15 Porcelain Fused to Metal

タイトルの黒とバックの間に “ T ” の文字が見えてしまって、
嬉しい感違いをしちゃた方、ごめんなさい。

ややお疲れですかね。

という話とはまったく関係なくもない . . . のですが、
最近全然写真を撮ってないですね。

白バックの画像に限界を感じております。腕が足らんとです。ひろしです...
白い背景に、白い歯。ここ数年そんなかっこいい写真を撮りたくて撮りたくて。
が、ディテールが見えにくかったり、フラッシュの加減が難しかったり。

Photoshopを駆使したくなります!でも使わない、こだわり!

撮りたい思いと比例して増えていったのが、使えない画像。
もう、ディスクの容量を食ってしまって困ってますね。
開業当初から使っている愛機のD80もフラッシュがイカレ気味です。

ということで、ちょっと前のになりますが黒バックの画像を久しぶりに。
数年前に手掛けた、丸っこい患者の歯に合わせて作ってみたクラウンですね。
ディテールが引き締まって見えるのでカッコ良いかなぁと。自画自賛!
撮ってないですが、このクラウンを白バックで撮るとダセーんだろうなぁ。

黒でもダセーよ!って言いました!? 気のせいかな!?ふん!

2017/01/30

THE SKY IS THE LIMIT.


















今日のお昼はパンダだったのですが . . .

知らない人が聞いたら、!?ってなことになりそうで、
パンダの格好をしていたわけではありませんし、
パンダを食べてたわけでもありません。ある意味食べたのですが

昼飯がパンダエクスプレス、中華のファーストフードだったのですが...

そんな話しはさておき、フォーチュンクッキーが入っていましてね。
毎回、食後のお楽しみでもあります。

“THE SKY'S THE LIMIT.”

すべての単語が分かりました。珍しく。
空、限界。しかし、どう訳していいのか分かりません。
調べてみましたら、

“可能性は無限大”

なんでそうなんねん!ということで、更にググってみましたが。
直訳すると、空が限界だ!ということで、
空には限界がないから制限がない。天井知らず。ということらしく、

なんか好きな言葉になりました!と言う、お話でした。

2017/01/26

RDT

アメリカでは免許取得が必要のない歯科技工職。
オペーク専門の技工士もいれば、キャスト専門の技工士もいる。
スプルーをカットして均す専門の技工士もいるそうで、
I'm a Dental Technician! と言われれば、

間違いなくそうなんですね、ここでは。

日本のような国家資格でもないので、
歯科技工所の“作業員”と言えば、その方がしっくりくるような気がきます。

日本ほどではないですが、アメリカにも歯科技工学校はあります。
ちゃんと勉強した歯科技工士と、そうでない歯科技工士。
一緒にされたら、たまったもんじゃない!ということなのでしょうか、
名前の後にCDTと付けることができる歯科技工士がいますね。

誰でも勝手に付けていいわけではありません。

学校を卒業すればCDTの受験資格が得られます。
学校を卒業しなければいけないというわけではなく、
歯科技工の実務経験を数年積めば受けることができます。
学科と実技試験を無事にパスさえ出来れば、

晴れてCDTになれるわけです。

ただし、このCDTは毎年更新が必要で指定の学会やセミナーなどに参加し、
クレジット(単位)を取らないと更新できないシステムです。
取りっぱなしにできないところが、日本より厳しいですね。

CDT Certified Dental Technician 

Certified : 証明された 

Certified Dental Technician = 証明された歯科技工士

ということですね、公認と言ったらもっと分かりやすいですかね。
ちなみに日本の歯科技工士はRDTが一般的ですかね。

RDT Registered Dental Technician 

Registered:登録された

Registered Dental Technician=登録された歯科技工士

要するに公認歯科技工士と言えるのではないでしょうか。
どちらも似たような意味になってしまいますが、
CDTは米国で、RDTは英国でそれぞれ使われているらしく、
ウィキによれば日本のような免許資格制度では無いそうで。

そもそも日本のような免許資格制度は世界的にも珍しいようなので、
CDTやRDTとはまた別のものとして区別してもいいんではないか!

と、思ってみたり。

2017/01/20

CDT

ということで、なんの試験だったのですか?という質問が。
すっかり忘れていましたね。ありがとうございます!

CDT(Certified Dental Technician)の試験ですね。

歯科技工学校を卒業していない場合は、
5年以上の実務経験で受験資格が得られるそうで。
全くの未経験、見習いからスタートしたうちのスタッフ。
もちろん学校は行っていませんが、彼女はうちで6年目。

初挑戦でしたが、実技一発合格。

大きく4つに別れた項目のうち2つの項目に関しては100%。
残り二つも80%以上と、90%以上。
合格ラインは68%以上だったと思うので、余裕の合格です。
ということで、次は学科試験をパスしてCDTを目指します。

もう一人のスタッフは昨年、ダウンタウンにある歯科技工学校を卒業。
彼の実務経験は一年未満、卒後数ヶ月での挑戦になりました。
実技試験と、その前日に行われた学科試験も受験。
二日かけての試験、新卒にはハードだったと思います。

模型作りなどの下準備も含め採点された項目は、さすがに100%。
その他も決して悪くはなかったですから、危なげない合格でしたね。
卒後一年も経たずに、晴れてCDTとなったわけですが、

異例だと思います。

CDTを取ることがそんなにすごいのか!と言われれば、
そんなことはないですね。少なくとも日本の歯科技工士にとっては。
日本人が英語で受験することはすごいことだと思いますが、
日本の歯科技工士免許の方がよっぽど難しいです。

しかし、彼らのようにアメリカで歯科技工士を目指した者にとっては、
CDTを持っているということは大きな意味を持ちますね。

そんなもの必要ないと言う人もいると思います。
流れ作業の一部を担っている程度なら必要ないのかもしれませんが、
それを得る為の努力をし、得た人間だけが言えばいいことですね。

数年前のリーマンショック時、うちのような小さな歯科技工所にも、
ポジションを求め履歴書が何通も送られてきました。
電話での問い合わせもありました。募集をかけていないにもかかわらず。
そして彼らの中にCDTはいなかったですね。

そういうことなんでしょう。

2017/01/18

先月、うちで実施された実技の模擬試験。

本番前日にも午後4時からの5時間で模擬試験を。
前回の課題を修正し、本番に挑めるように。
受かって当然!ぐらいの思いで背中を押しましたが、
つい先日、ようやく結果が出ましたね。

PASS”  二人共、実技試験合格。まずは、ホッとしました。

頑張り方は人それぞれなのですが、
必ず望んだ結果が得られるということは、あり得ませんね。
全力の努力が報われないこともあるということです。
それでも努力する価値は十分にあると思いますが、
残念ながら、努力して得ることができた者にしか、

その本当の価値は分からないようです。

社長のおかげです!と、頭を下げられましたが、
大したことはしていません。日々努力してきたのは本人達ですから。
それに、その成長を以てちゃんとお礼をいただいていますね。

こんな嬉しい気持ちになれるのですから。

2017/01/12


















Beverly Hills, CALIFORNIA

2017年もとっくにスタートしておりますが、本年も宜しくお願い致します。

さて、この冬休みはなんだか休んだ気がしなかったですね。
年内は大晦日の紅白が始まる直前までラボ。
元日こそゆっくりしていましたが、次の日にはラボ。
誰もいないラボで一人。こそこそとアレしてましたね。

お片づけ。

ということで、終わらなかった大掃除の続きと、
改装に伴って整理しきれなくなった書類やら何やらの整理、処分。
開かずの扉と化したキャビネットの奥には、
10年以上前の開業準備時の手書きのノートが。
汚い字ですが力強くビッシリと、夢や目標が書き綴られていましたね。

がんばってたなぁ。

隅に追いやられた分厚いビザ申請時の書類には、
今の売り上げを倍にしてみても、手が届きそうにないビジネスプラン。
あの頃の自分が思い描いていた10年後とは、だいぶ違う今。
一時の努力で形になるほど甘くはないのは、今の自分が一番知るところ。
至らないとはいえ一生懸命に、文字通り命をかけて頑張ってきたという軌跡。

懐かしい記憶の中で、一人。

なかなか進まない片付けをしながら思い耽ってしまいましたね。
休み返上となってしまいましたが、忘れかけていたあの頃の情熱に再会し、

なかなかいい時間でした。

まだ形にできていないあの頃の目標も、
今の自分なら、より具体的にイメージできる。

少しずつ。小さな芽がやがて大きな樹になるように。