オペーク専門の技工士もいれば、キャスト専門の技工士もいる。
スプルーをカットして均す専門の技工士もいるそうで、
I'm a Dental Technician! と言われれば、
間違いなくそうなんですね、ここでは。
日本のような国家資格でもないので、
歯科技工所の“作業員”と言えば、その方がしっくりくるような気がきます。
日本ほどではないですが、アメリカにも歯科技工学校はあります。
ちゃんと勉強した歯科技工士と、そうでない歯科技工士。
一緒にされたら、たまったもんじゃない!ということなのでしょうか、
名前の後にCDTと付けることができる歯科技工士がいますね。
誰でも勝手に付けていいわけではありません。
学校を卒業すればCDTの受験資格が得られます。
学校を卒業しなければいけないというわけではなく、
歯科技工の実務経験を数年積めば受けることができます。
学科と実技試験を無事にパスさえ出来れば、
晴れてCDTになれるわけです。
ただし、このCDTは毎年更新が必要で指定の学会やセミナーなどに参加し、
クレジット(単位)を取らないと更新できないシステムです。
取りっぱなしにできないところが、日本より厳しいですね。
CDT Certified Dental Technician
Certified : 証明された
Certified Dental Technician = 証明された歯科技工士
ということですね、公認と言ったらもっと分かりやすいですかね。
ちなみに日本の歯科技工士はRDTが一般的ですかね。
RDT Registered Dental Technician
Registered:登録された
Registered Dental Technician=登録された歯科技工士
要するに公認歯科技工士と言えるのではないでしょうか。
どちらも似たような意味になってしまいますが、
CDTは米国で、RDTは英国でそれぞれ使われているらしく、
ウィキによれば日本のような免許資格制度では無いそうで。
そもそも日本のような免許資格制度は世界的にも珍しいようなので、
CDTやRDTとはまた別のものとして区別してもいいんではないか!
と、思ってみたり。
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