Santa Monica, CALIFORNIA
タイミングよく海に沈む夕日が見れました。
普段、自分が見ている景色が他の人のそれと違うとはあまり疑わないですね。
海に沈みゆく夕焼けはオレンジ色なはずですし。
ただ、子供が描く絵を見てその色使いに驚かされることがあります。
これがパパで...!っと指差した顔のグレーや紫、緑はどこから!?怪獣ですか!?
大人にはもう見えなくなってしまった世界、そこにはあるのかもしれません。
人間が見ることのできる可視領域は基本的に赤、青、緑の三原色、
鳥や亀は他にもう一色、見える色があると言います。
同じように4原色で見えている人がこの世の中にはいるそうで、羨ましい。
多くの人は見るためのその能力が備わっていませんから、
認識できない色を想像することすら難しい。
似たようなことで、ある人に見えているものが自分には全く見えていない。
その逆もありますが、見えているものがそもそも違うとなると話はより複雑で、
幽霊とかオカルトの話ではなく、歯科技工でも日常的に起こります。
クラウンの形態や色調、熟練技工士には見えている”それ”が、
新米技工士には見えなかったりします。故に鍛錬が必要になってくるわけですが、
“見えていないものがある”と認識するだけでその景色は変わるかもしれません。
見えてない世界があるなら、想像するだけでも面白い。
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