BDA GALLERY 2 : 好

2013/11/05


















日本では今月1日からロードショーだったかな。
こっちではすでに DVD が発売されていますね。
買ったのはだいぶ前ですが、いまだに見れていません。ゆっくりと見たいですからね!

上映中よく見かけた “42” という番号。

日本ではあまり縁起が良くない数字ですかね。
“42(しに)” ん番号だ!なんて小学生の頃、騒いだりして。
その頃からかいつの頃か、2も4もはあまり好きではない数字に。
ちなみに好きな数字は3。スケベな奴が好む数字だとか . . . 。どおりで!

初めて自ら決めた人生の門出、奇しくも歯科技工学校での出席番号は42。
縁起でもねー!と思いつつ、出席番号42番は毎年ダブる!だの、
卒業前に辞めてしまう!だのと担任からは早々に脅かされていたり。

上等だよっ!ってね。でも、今では好きな番号ですよ。

ロトを買うときは42は外せません。チョットした縁起担ぎデス。
逆境でも乗り越えられた番号。自分の中ではそんなマジックナンバーに。

小学生の息子がグダグダ言いながら宿題のレポートを。
そこにはジャッキー・ロビンソンの名が。
なんとなく目にしたこの名前を再度目にしたのが、上映中のプロモーション。
そしてユニフォームの Dodgers サインはロサンゼルスでは誰もが知っている。

人知れず、縁を感じてしまったわけです。

黒人差別の激しい戦後まだ間もない当時のアメリカで、
黒人初のメジャーリーガーに。孤高であり続けた男の生き様、

その背中の42。

今年、ワールドシリーズを制覇したレッドソックス。
二人の日本人メジャーリーガーが地元ファンの声援に応えていた。
黒人に対する偏見と戦い、様々な人種が活躍できる今のメジャーリーグの礎は、
彼の勇気が築き上げたと言っても過言ではない。

MLB全球団の永久欠番となった42はそんな彼への敬意。

そして、それは野球だけにとどまらないですね。
白でも黒でもない自分も、今こうしてアメリカで仕事をしている。
受け入れられている。差別がないと言えば噓になるかもしれないけど、

この先の未来にはきっと。

今を生きる私たちがそれを担う。言うほど簡単な事ではないのは確かだが、
この国の国民は受け入れ、変化し続けてきた。自分にだって . . . 。

この国のそんな所が好きなんだ。

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