BDA GALLERY 2 : 驚

2013/08/16


Zirkonzahn Zirkograph 025 ECO

本体はもちろんのこと、ベンチ、シンタリングファーネス、バキューム。
その他備品を含め、一式全て手に入れたのが昨年。

中古ですが、うちにとっては良いきっかけになりました。
そのあまりにも時代遅れなマニュアル感に一抹の不安もありましたが、

その不安はすぐに払拭されましたね。

それまでは外注に出していたので、コーピング代で$79。
外注先によっては送料がプラス$15程度。
削り出された CAD/CAM コーピングはデザインした人によってピンキリ。
発送してから一週間、納期までの日数を気にして慌てて模型を作ったり。
今はコストも含め、それらのストレスからも解放され、

インハウスで出来る事のメリットを感じてますね。



















まだ使いこなしてるとは言い切れない昨年。
コーピングばかりを試行錯誤し続け、インプラント等は泣く泣くアウトソース。
ケースもそれほど多くなかったですし、そのまま使っていたわけです。

しかし、やればやる程欲が出てくるもので。もともと4軸だった025。
メーカー曰く、インプラントを手掛けるなら5軸が必須とのこと。
できない事はないんでしょうが. . . 。という事で見積もり出して頂いたら、

およそ$2500でアップグレードできるらしい。

ブロックをだいぶ無駄にしながらも、そこそこの数コーピングを削り。
その失敗を活かしインプラントやブリッジも . . .って欲求に駆られたのが、
先日記事にしたポーセレンファーネス購入と同じ頃。
5軸へのアップグレードに$2500かけるぐらいなら、
という事で、5軸の Zirkograph 025 ECO の購入に踏み切りました。

なんと言っても驚いたのが、その大きさ。比べてみるとクソ小さい。

今となっては旧型が無駄にでかいだけなんですが、見事に進化しましたね。
細かいところもすっきりして使い勝手が良くなっています。
無駄がなくなって文字通り “エコ” になったわけです。

ただ、旧型の方が優れている部分もあります。
テーブルインサートが丸だったのでより自由にブロックを設置できましたし、
照らす LED ライトも2つ。手元に陰が出来ることはなかったですね。
ハンドピースの速度もフッドペダルで自由に変えられたので、
その辺は旧型の方が良かったかも . . . です。

好みにもよるとは思いますが。

とはいえ、ちっこくなっても相変わらず感心させられます。
よくできたシステムだこと。

ブリッジを含んだ計8本、今週がっつりと削り出しました。
さすがに一気に片付けようとすると後半集中力が欠け、
薄く仕上げた頬側マージン部をだいぶチップさせてしまいました。

マージンポーセレンで合わせてしまいますが、まだまだだなぁ . . . 、と。

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