クリスマス

アメリカに来て初めて迎えたクリスマスは、
なんだか拍子抜けしたのを覚えています。

賑やかな街はイルミネーションで飾られ、
恋人たちが幸せそうに寄り添いながら . . . って、

人がいない。店もやってない。しかも全然寒くない。

車もなかった学生時代、歩いて街に繰り出したイブの夜にひと気がない。
UCLA のすぐそば、学生街に住んでいたからもあるんでしょうが、
当日２５日などは枯れ葉が風と戯れる音が聞こえるほど静かに。

なんだか取り残されちゃったような。

家族と家で過ごすのがアメリカ流。というか世界的にそうでしょうね。
学生も冬休みになると実家に帰ってクリスマスを家族と過ごす。
クリスマスって耳がチョン切れそうな寒さと街の賑わいと恋人たち。
ってのが、セットだと思っていましたからね、

なんだか雰囲気がでないわけで。

ちなみに日本にいた頃、
“クリスマスはケンタッキー” みたいなイメージありましたけど、
こっちのケンタッキーはガラガラです、イブなのに。
ケーキ屋も明日は休みですしね。

そんなことをふと思いながら、今日も歯を作っています。

Happy Merry Christmas!