BDA GALLERY 2 : 歯科技工所 売買

2018/11/13

歯科技工所 売買

















"Dental Lab for Sale" で検索をかけるとこんなサイトが出てきますね。

BizBen 』アメリカではビジネスの売買が盛んです。
最近日本でも個人のビジネス売買が注目され始めているようですが、
日本で言う『 TRANBI 』『 SMART 』のような M&A仲介会社ですね。

本日11月13日現在、ロサンゼルスの案件はないみたいですが、
先月は一件出ていました。すでに売れてしまったのでしょうか。
上の画像は先月見たときのスクリーンショット。

サンディエゴ、ロサンゼルス近郊で一件ずつ出ていました。

まずは40年以上経営のサンディエゴのラボ。
価格はロサンゼルスの案件の半額、おおよそ10万ドルですが、
添付されているラボ内の写真のせいなのか、あまり興味が湧きません。
設備は思い切って一新し、あれこれ手をかける必要はあるかもしれませんが、
40年も続けてこられたビジネス。相応の固定客は見込めそうです。
"Adj Net" 純利益が年7万ドル、月におよそ6千ドルは魅力的ですね。
ビジネスとしてのシステムは既に出来上がっているはずですから、
ポテンシャルは意外と高いのかもしれません。

もう一つはロサンゼルス近郊のラボ。こちらは50年以上経営。
ラボオーナーのリタイヤにともない売りに出されていたようです。
ラボの写真がないのでなんとも言えませんが、
CAD/CAMも導入済みのようで意外と設備は整っているのかも知れません。
スタッフが何人働いているのかも気になるところですが、
技工士7人分のスペースもあり、価格は20万ドル。
譲渡理由の”オーナーリタイヤ”はポジティブな印象すらあり、
テナント探しから始めた私からすると決して高くはないように思います。

今日のレート(約114円)だと先ほどのロサンゼルスの案件は、
2280万円ぐらい。運営中のビジネスで "Revenue" が年35万ドル。
総売上と考えていいのか、詳しくはわかりませんが魅力的ではあります。

自分のこだわりを形にしやすい、ゼロから始める起業の面白さもありますが、
このようなビジネスを購入することでスタートアップのリスクは減らせます。
また、アメリカで開業したい日本の歯科技工士は、
前回、お伝えしたE-2ビザを申請することも可能かもしれません。

2280万円という金額が相応の投資と見なされるのかはわかりませんが、
以前もお伝えしたように、ビザは十分な投資をしたからと言って、

必ず取れるという保証はない!ということをお忘れなく。自己責任ですね!

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