BDA GALLERY 2 : 本気

2018/10/26

本気

今回更新したビザはE-2 Visa(投資家ビザ)と呼ばれるもので、
2005年の開業時に取得しました。
初回の申請では実際の投資額や事業規模の小ささを理由に却下。
弁護士を代え、申請し直すことで一年間有効のビザが発行されました。

一度却下されると再申請時はハードルが上がると聞いていましたし、
すでに1千万ほど投資をしていたので相当ショックを受けたのを覚えています。
これからどうするか?どうすればいいのか?パニックに近い状態で、
アメリカ大使館からの帰りはほぼ記憶にないですね。

ここで諦めるなら、売却して回収できるもの以外は全てパーになります。
残すは、さらなる投資と規模の拡大を迫られるわけですが、

そこまでしてもビザが取れるという保証はありません。

内装工事や設備、機材の購入などで最終的に2千万近い投資額に、
オープンままならぬ状態でのスタッフの雇用。
向こう10年間での事業拡大を視野に入れた綿密なビジネスプラン。
最終的には電話帳ほどの厚みになった書類の数々。
それらを準備しての再申請はそれから半年ほど経っていました。

どれだけ”本気”なのかを試されていたように思います。

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