アメリカは卒業シーズンでして、
そして長い夏休みシーズンの始まりでもあります。
うちのドクターもすでに続々と連休をとり始めていますから、
後半にもう一度連休を、なんて計画しているのかもしれません。
卒業式と言えば、3月に日系小学校で息子の卒業式がありまして、
平日に仕事をそっちのけでいそいそとお出かけしてきました。
なかなか忙しい時期でしたし、
3月末には日本への一時帰国も控えていましたから、
仕事の調整が非常に厳しかったのですが、
今回はどうしても行きたい理由がありましたね。
というのも、前回の現地校の卒業式は仕事が片付かず。
その夜、息子に謝ったのは昨年の話。ずーっと後悔がありました。
現地校では彼なりの苦労があり、その姿をずーっと見てきましたから、
ようやく迎えられた卒業式は、私の中でも特別だったのですが . . .
そんな後悔もあって、今回は無理しても出たいと思っていたわけで、
小さな卒業式でしたが不覚にも泣いてしまいました。
涙が溢れるのを必死でこらえようとすればする程、抑えられず。
その涙を隠すよう終止うつむき、息子の顔すら見れずにいましたね。
思い出すだけで目頭が熱くなるのですが、早いものです。
そんな彼も中学生となり数ヶ月、自覚があるんだかないんだか。
私がそうであったように、親の心などきっと知る由もないのでしょうが、
せめて、親になった時に気付いて欲しいもんです。
いつもその背中を見つめているこの眼差しを。
若い頃に親の言うことを聞かず、
将来のことをあまり考えてこなかったツケで、今こうして苦労してますね。
なかなか一緒にいれる時間も少ないのですが、
こんなバカ親父の背中でも、反面教師として見習って欲しいです。
やさしく、つよい男になれ!