仕事中、日本語放送がラジオから流れています。
ロサンゼルス発信のインターネット放送、世界中どこでも聞けます。
TJS Radio 興味がある方はこちら。
ローカル情報はもちろん、ロサンゼルス、全米のニュース。
日本の話題なども放送されています。日本の音楽もですね。
どっぷり日本語に浸かっているので、どんどん英語を忘れるわけです。
そんな中、4月下旬頃だったか“初任給の日”という話題が。
そう言えば、初任給って!?当時を思い返してみました。
実家暮らしだったので親に3万。携帯電話に1万、
飲み食いで2、3万ぐらいでしょうか。
車のローンで5万、駐車場で1万、あとはガソリン代で3、4万。
ここまでで残りはほとんど無かったように思います。
ザックリとですが、車に月10万程かけていたようなので、
初任給は跡形もなく消えていきました。
ラジオでは両親にプレゼントをした話などで盛り上がっていたわけですが、
こんな有り様ですからね、自分のことで精一杯。
それどころか、母親に酷いことを言ったの今でも覚えてます。
社会人となった息子を毎朝朝食を用意し見送る親として、
一人前の社会人となり初めてのお給料ですから、気になったのでしょうね。
何か期待していたわけでもないと思うのですが、いつもの食卓で、
『初任給は出たの?』「あー」モグモグ...
『いくら貰ったの?』「 . . . 」モグモグ...
『思ったより少なかった?』「 . . . 」モグモグ...
『教えてくれたっていいじゃないの!』「 . . . 」モグモグ...
『それともあれ . . . 』「うるせーな、何で言わなきゃいけネーんだよ!」
この言葉に頭に来たんでしょうね、
親ってのはね . . . 、 あんたが . . . 、 どうして . . . 、
何やらごちゃごちゃ言っていましたが、右から左へスルー。
冷めるより早く平らげた晩飯の食器もそのままに、
さらにこんな捨て台詞を吐き捨て、出かけてしまいました。
「自分で稼いだ金、何に使おうと勝手だろ!」
あーバカ息子の典型ですね。ちっとも分かっていません。
親となった今、思い返すとちょっと胸が苦しくなります。
たまに日本に帰ったときは、そんなクソみたいな自分に反省し、
思い出話しついでにそれとなく謝ったりもするのですが、
そんな時は決まって、『そんなことあったっけ!?』って。
あんなことやこんなこと、ちょっとここでは言えないようなことも、
みんな忘れてるみたいで。いいことしか覚えてないんです、バカ息子の。
フリしているのかな。
今日は母の日ですからね、FaceTimeしようと。
照れくさくてあまり言えない「ありがとう」を伝えようと。
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